SWEET SOUL RECORDSのベスト盤、WORLD SOUL COLLECTIVE

名前からわかるように、世界のソウルを集めた作品なんですが、

ソウルの本場アメリカはもちろん、メキシコやフランス、オーストラリアなど

ソウルという言葉からは連想されないような国で活躍している

ネオソウルアーティスト達の人気曲を集めたコンピレーションCDです。

VOL.2にはロシアデンマーク出身アーティストも参加笑。

 

お恥ずかしい話ではありますが、

レーベルオーナーの僕がかなりの時間をかけて厳選して

選曲にも順番にも、1枚のコンセプトにもこだわり

独自の視点で選んでいます。

SWEET SOUL RECORDSの持つ世界観が十二分につまった、

レーベルを丸かじりできる一枚。

 

色んな国があるからおもしろいのもポイントでもあるのですが、

ずばり僕がジャケットなどのディレクションをさせて頂く時に打ち出すコンセプトは

ソウルのユートピア

ポジティブな意味でのソウルミュージックの理想郷です。

各都市のランドマークや、星やアーティスト達の笑顔はそれを象徴しているのです。

また、SWEET SOUL RECORDSは生音至上主義。ミュージシャンやアーティスト達の

息づかいが聞こえるくらいの、ライブミュージックを推奨しています。

 

僕がこのアルバムで訴えかけたいのは、

世界中のどこにでもあって、僕たちはソウルミュージックでつながっているということ。

歴史的なソウルアーティスト達、スティービー・ワンダーやダニー・ハサウェイという

名前を出せば、一緒に何杯でもお酒が飲めるような仲間達が世界中にいるのです。

 

そして世界各国にアーティストを始めとしたソウルファンがいて、

シーンを支えているのです。

 

もしそんな世界中のリアルミュージックシーンが繋がって

ボーダレスにアーティスト達の遠征やコラボレーションがはじまったら

どれだけ楽しいか。

 

そのうち、このアルバムをきっかけに

世界中からソウルアーティストを集めフェスなんかもやりたいと思っているのです。

なので、このジャケットの状況を具現化するための

自分の決心の現れ的なものもあるのです。

 

色々なコンピレーションCDが世に出回っていて

それぞれの良さがあると思いますが、SWEET SOULの提供する

コンピレーションはコンセプトありき。

 

コンピレーションはWORLD SOUL COLLECTIVE以外にも、

「魂は人種を超える」をコンセプトに

日本人が世界に挑戦するために生まれた、生音ソウルミュージックカヴァーアルバム

SOUL OVER THE RACEシリーズ

”ソウルの光が世界を輝らす”をコンセプトにCDの新しい可能性を模索し、

東京で活躍する超実力派アーティスト達が参加する、

これもソウルカヴァー集のSOUL LIGHTSシリーズを展開しています。

 

ブログのタイトルでもあるのですが、

それぞれのタイトルを通して、とにかく

良い音楽を拡散すること

をキーワードに活動をおこなっています。

 

その活動をご理解頂ける入り口のようなCDが

このWORLD SOUL COLLECTIVEです。

音楽店舗のバイヤーさん達には

とてもポジティブな評価を頂くことができて

夏に向けて朝から夜まで楽しめる

素敵なコンピレーションに仕上がったと自負しています。

 

このCDを是非聴いて頂いて、

SWEET SOUL RECORDSでリリースをしている

アーティスト達の魅力を感じて頂き、

是非ご自身の新しい音楽の歴史をスタートさせてみてください。

6月23日に全国で発売です。

 

山下達郎さんが何かのコラムで

「売れれば将来的に好きなことが出来るから今は妥協するなんてことは絶対にやめよう。」

的なことを言っていたと思います。

 

企業が要求するフォーマットに

アーティストがはまっていくことは正しいのか?

市場に合わせて商品をつくること。

音楽は果たしてそれだけでいいのか。

 

「10年前に比べて、新人のデビュー出来るチャンスは

10分の1以下なんて言わている音楽業界。」

 

「とにかくテレビやラジオなどのメディアを使って

マスでのヒットを狙い、一人でもヒットすればその人が全ての

投資分や損益を帳消しにしてくれる旧音楽のビジネスの時代は

プロデューサーも、アーティストにも挑戦をするチャンスがあった。」

 

「失敗しても、何回かは挑戦させてもらえた。」

 

僕自身は音楽業界に古い時代からいた訳ではないのですが、

先輩方にお伺いするとみんなこんなことをお話しされます。

 

「成功する人は一握り。一握りのヒットを出すためには

数を打たなければ確立はあがりません。

数を打てるのか?」

 

4月にはユニバーサル社にEMI社は吸収されました。

一部の正社員だった人たちも契約に代わり、数字ベースで下から足切り。

失敗は許されない。考え方は短期的になります。

 

会社やその時代背景が守ってくれた

ホームラン狙うぞ!すごい新人さがすぞ!という無茶も現在では

限られた人が持つ考えかもしれません。

 

自分の進退がかかっているのです。

必然的に失敗しない方法はなんなのか?と思考が働くでしょう。

 

「とにかくすごい才能のやつがいる、こいつをなんとかして世に出そう!」

という話も昔はきっと今の倍以上はあったはず。

 

「いま消費者が求めているのは何なのか?

その求られていることを実現するためにどんな人が必要なのか。

アイドルと韓国の時代の次は英語がしゃべれる本格アーティストがくる。

いや、でもまだアイドルグループだ。いややっぱりニコ動のアーティストだ。」

 

アーティストの皆さん、

全ての業界の方々がこういう思考かどうかはわかりませんが、

自分たちが一緒に仕事をする企業の人たちの立場と思考をよんでみてください。

ビジネスモデルが陳腐化し、破壊され飽和状態にあるなかでは、

次はこれを提案していこう!という力より、市場の動きに次は何があうか?

という考えが働いてしまうのかもしれません。

 

自分らしく音楽をすることを業界が許さない状態なんです。

 

やりたい人がいたとしても今の環境がそれを許してくれない。

そこで、これからどんどんと自分らしく成長をし色々な決断をしなければいけない

アーティストの皆さんが、うまくこの音楽時代を生きていくために

心がけてほしいこと。

 

自分の音楽を最も信じてくれる人とビジネスをすること。

 

それは誰か?

 

まずは自分です。

 

自分で出来ることめちゃくちゃいっぱいあります。

そのなかでもこんなのはどうでしょうか。

 

  • 自分を理解すること
  • 自分を正しく見せること
  • 自分でいけるところまでやること

 

まずは、

 

自分を知る。

 

そもそも、自分がやっていることに向いているのか

なんのためにやっているのかということを

明確にすることが非常に大事です。

 

そうすればぶれない軸が出来ます。

 

その軸にそって、自分の見せ方を考えたり、

曲を作ったり、歌を歌ったりして

より魅力的なアーティストとして自分の考えや

想いをお客さんに伝えていくのです。

その上で、

 

自分を正しく見せる

 

自分らしさを追求し、それをより強化していく。

それは音楽のみに限らず、ブランディングという全ての意味で必要です。

海外と単純に比較するつもりはないですが、

世界のアーティスト達のITリテラシーや

自分のブランディング力は僕の経験上圧倒的に高い。

インデペンダントアーティストとして

自分が何をやるべきなのかをしっかりと理解し、

各メディアをコントロールしています。

残念なYOUTUBEをちゃんと削除したり、

ホームページをしっかりしたり、ブログを書いたり。

自分を正しく見せる準備ができたらあとはひたすら

 

自分でやれることは全部やってみること。

 

DIY精神が大事。メジャーに行けばなんとかなる。

レーベルからCD出せばなんとかなる。事務所に所属したらなんとかなる。

なんて時代はもうとっくのとうに終わったのです。

自分ができること、できないことを明確にした上で

初めて出来ないことを補完するという意味で

他の人とコラボレーションをするわけです。

何も出来ない状態で人と仕事をしても、

WINWINになることは少ないですし、

逆に支配をされてしまう関係になるかもしれません。

 

これをふまえた上で、

 

より大きなチャンスを考えた時に、

ビジネスマン達と関わることが必要です。

そこで絶対に気をつけてほしいこと。

 

こういう人とは一緒に仕事をしてあまりいいことはありません。

 

やってること、やりたいことを根本的に変えようとしてくる人

 

自分で創り上げたものは、自分の個性が詰まっている。

自分のソウルがつまっている。自分そのもの。

そこを変えてまでその人とコラボレーションをする意味が

本当にあるか考えてみてください。

 

僕の経験でをお話しすると、

このアーティストだったらこういう曲をやれば本当はいいのになぁ。

とおもってしまうケースでうまく行ったことはありません。

精神性をかえてしまうような発言をしてしまいそうになる時点で

一緒に仕事をすること自体がお互い不幸せになる可能性が大きいのです。

 

こういう場合はさっと身を引きます。自分がやるべきではないのです。

その人の人格や精神性を理解しているのではなく、

スキルやパーツだけに魅力を感じているからです。

 

ここからもうひとつ心に留めてほしいことに繋がります。

 

コラボレーションを開始する上で、

もうひとつ大切なこと、

 

双方とってによい関係を考え、目指すこと。

 

これはアーティストだけではなく、一般的なことでもあるので

自分がやりたいことが、相手にとってプラスになることに

繋がらないのであれば、僕にとってもあまり意味がない。

 

自分にとってはプラスだけど、相手にとってどうなのか?

お互いに幸せでないと長期的な関係は結べません。

アーティストではなく、僕たちのようなビジネスマンだって人間です。

意志を持っています。責任があります。

 

1音楽ビジネスマンである僕の経験上、マネージメントをしたり、

原盤の制作からリリース、ライブまで関わったこと今のところ一人しかいませんが、

明確に言えることがあります。

 

はじめて聴いたときから彼女の音楽全てが素晴らしくて、大好きだった。

 

自分にとって未知の領域でもあったことや、

レベルが高すぎて、あんまり口出しさえできなかったということもありますが、

出来上がった音楽がとにかく好きだったし、僕にとっては非のうちどころがなかった。

音楽はまかせる。ビジネスはまかせろ。と役割分担が出来ました。

結果的にそれが彼女にとってベストだったかの答えはこれからがもちろん勝負ですが、

僕にとって最高の経験であり、やりたいことと言えます。

 

アーティストとして自分のやりたいことが前提にあって

それを肯定し、パワーアップさせてくれるような関係をもてる相手を探すこと。

且つ双方にとって良い関係性を目指すこと。

この場合アーティストもコラボレーションする側も、

 

変化をするのではなく進化をするでしょう。

 

自分がやりたくない選択をし、変化してしまった時に

もう一度本来の自分を取り戻す作業はなみたいていのものではありません。

あくまで自分の目指す延長線で変わっていくこと、進んでいくことをお勧めします。

以上、参考になるかはわかりませんが、みなさん一度考えてみてください。

ついでにエリック・ベネイのTrue to Myselfも聴いて歌詞も見てみてください。

 

最後に、僕たちレーベルはアーティストにとって

マイクロフォンのような存在になるべきであると考えています。

しかも超高級且つ、本来の力を正しく、より魅力的に伝える事ができる素敵なマイク。

アーティストのやりたいこと、いいたいことを増幅してより多くのファンに届ける役割でありたい。

 

そこに過度のエフェクトや個性を抹消するような細工をすることが

実際行われていることもあるとおもうのですが

生音にこだわる僕たちには向いていません。

 

マイクロフォンのような存在として関わりたいと思える、

素晴らしいアーティストはたくさんいますが

僕たちの今の規模では、現状が精一杯です。

 

アーティストがやりたいことで成功させるモデルをつくることが

僕たちがやりたいことですし、時代に求められていることでもあると思います。

 

上記のような考えを多くの人に肯定頂くためには

いまやっていることを成功しなければいけない。

背中で見せなければいけない。

だから今日もひたすらアクションをしていこうと思います。

是非皆さんもご一緒に。

 

SPREAD REAL MUSIC.

大学生の時に衝撃を受けたFrank McCombのアルバム、

The Truth Volume one に収録されている1曲

Actions Speak Louder than Words.

ドラムブレイクから始まり、思わず首を降りたくなるグルーヴ感とキメ、

クールなのにもかかわらず、その奥底に秘めた熱のようなものに完璧に引込まれます。

 

タイトルにも書いてありますが、

ずばり曲タイトルの意味は諺で

 

「行為は言葉よりも雄弁である。」

 

この曲は僕にとって、音楽が持つ精神性を音でも、歌詞でも共感することができた

ものすごい大切な曲であり、常に忘れたくない自分の信条でもあります。

 

歌われる歌詞は言葉ばかりで行動しない人に対して訴えかけています。

口ばかりで、アクションをしない人へのメッセージソング。

 

結構反骨的な雰囲気を感じますが、

どんな理想を掲げても、素晴らしい言葉をならべても

信頼を得るには言ったことを実現しなければ誰も信じてくれないことを

悟る必要性を説き、最後には Birds of a feather flock together

そういう人たちは「類は共を呼ぶ」

だから俺は行くぜと言い放っています。

 

「これをやりたい」「あれをやりたい」と、

口にすることは簡単でも、実際にアクションすることは難しいですよね。

また「こうすればいいのに」「おれだったらこうやる」

と口頭で話したり、ブログやSNSに垂れ流しそこで議論をしていても

たいていはやらないのです。

 

やらない理由はもしかしたら、

思ったことを実行におこすと、また次のステップがまっていて、

実際に新しいことをする人は、

多くのやらない人に好き勝手いわれてしまうリスクを

考えてしまうからかもしれません。

 

ある意味、ちょっと考えることが弱い方が

先を考えずに行動を起こすチャンスがあるのかもしれませんね苦笑

幸いにもそういうスタッフが僕の知っている会社にもいて

素晴らしい成果をあげています。

 

そんな微笑ましい話もある中、この世の中には

言葉でモチベートするならまだしも、常に批判だけをしてやらない人も多い。

そういう人達は群れる属性があるというFrankの見解も非常に鋭い。

 

また残念ながらネガティブな力で集まることは

ポジティブな力より強力のようなきがします。

 

その群れたネガティブで口だけのクラスターがいっぱいある中、

行動するリスクは高い。

 

時には行動を起こすのではなく、無責任に意見を投げかける役割も

社会には必要と感じている人もいるかもしれませんが、

わざわざそれを様々な方面で発言するなら、口を動かす前にプラスになるような

アクションが出来るような気もするのです。

 

でも実際やる人なんて本当に本当に一握り。

 

口にしてもやらない人は、できないに等しい。

 

やりたくてもできないということは幸せではないですよね。

実は本当はやりたくてしかたないけど、できないからやらないのかもしれない。

だから言葉で表現するくらいが限界。

 

「できないかもしれない」という心理的な障害がアクションを妨げている。

その障害に負けてしまうようであれば

それはある意味、アクションを起こしても失敗してしまうため、

自己防衛機能が、言葉を発するくらいにしとけ!と脳に命令するのかもしれませんね。

突き抜けられないのです。

 

アクションには威力があります。

ポジティブにもネガティブにも、物事を180°変えてしまう力がある。

人を「不安」という心の牢獄から解き放つ力もありますが、

逆に「失敗」という深い闇につれてってしまうケースもあります。

アクションにはリスクがつきもの。

 

それを理解して常に勇気を持ってアクションを起こしていくこと。

アクションに対しての批判にめげず、小さなアクションを重ね結果を見て学び

ここぞ!という機会がくるまでそれを続ける。

 

アクションをしてその結果から学ぶことは

きっと言葉を発して結局それをやらないことよりも学びは断然に多いはず。

 

ここまで読み終わって下さった方、

是非Frank Mccombの曲聴いてみてください。

 

曲の持つパワー、すごいですよ。

なので曲の力をかりて明日は自らアクションを出来るかもしれません。

 

MIDEMで出逢ったドイツ出身のアーティスト、Kaye-Reeの紹介がSWEET SOUL RECORDSから始まりました。

当日旅疲れでかなり疲労困憊だった僕に、安らぎを与えてくれたのは彼女の音楽でした。

ミデムの記事はこちら→http://www.spreadrealmusic.com/column/midem2013-part2/

 

当日飛び込みで日本ブースに僕らを訪ねて来てくれたのですが、

僕はほかの商談が迫っていたのでマイクだけが対応していたのですが、

商談が約束の時間に来なかったので、彼女の音楽を調べて試聴したところ

とんでもなく素晴らしかった。。。

 

なので、商談に割り込んで思わず、「最高だから僕たちとしては是非一緒にやりたいです!」

ってその場で伝えたことを覚えてます。

 

あととにかく美人なんですね。

その後、日本に戻りマイクがいろいろと話を進めるのですが、

スカイプで話している時、マイクのテンションが明らかに違うので

彼がKaye-Reeと話していると、一瞬でわかるんです笑

 

本国ドイツではメルセデスベンツの宣伝に参加し、あっちではかなりメジャーなアーティスト。

CDのセールスもかなりの枚数を実現したようです。

 

上質アコースティックソウルポップ。

かなり聞きやすいですし、Youtubeをつけている曲はお気に入りの1曲で

ドライブ中に聞きたい1曲です。

アシッドジャズ感もあるしR&B要素も持ち合わせているので

90年代が好きな人はとっても楽しめると思います。

 

自らMIDEMに出向いてくるアーティストが少ない中、

彼女が僕たちのレーベルをめがけてきてくれたことに本当に感謝です。

 

SWEET SOUL RECORDSのサイトでは現在フリーダウンロードキャンペーンもしています!

また詳しくは彼女の特設ページも開催しているので是非見てみてください!

 

次回は迫るTOKYO SOUL DRIVEについて書きます。

 

大学を卒業後、新卒で入社したアライドアーキテクツ

今日は5年ぶりに会社にお邪魔し、代表の中村さんにお会いしました。

 

良い思い出も、つらい思い出もひっくるめて、全て誇りに思える

僕の人生で最初で最後のサラリーマン時代を過ごした大切な会社です。

 

大手の会社に内定を頂いて、そこに行くことが決定していたのですが、

内定後どうしてもベンチャーへの興味が断ち切れず、

たまたまmixiで突然取締役の方からコンタクトを頂き、

次の週にはオフィスでバイトとして働くことになりました。

そのときに体験した、会社が成長していくスピード感、経営の判断、

怒号が飛び交うシリアスな場面が僕をどれだけ刺激してくれたか

計り知れません。最高の経験をしたと思っています。

 

今では100人以上のスタッフを抱える、アライドアーキテクツ社ですが

当時オフィスに訪れたときは社長と取締役たった3人。

 

バイトは就職ぎりぎりまで続き、なんとなく内定を頂いていた大手の会社にいくことに

迷いを覚えました。タイミングよく、取締役の方から

 

「山内、自分のバリューは会社の看板であげるもんじゃない。

一緒に名刺の価値をあげていこう。上場目指して一緒に株券握ってがんばらないか?!」

 

とオファーを頂く訳です。

その結果、3月に大手の内定を蹴るというありえない手にでます。

 

素晴らしい経営陣の方の魅力もありますが、

「インターネットで個性を輝かせる」という素晴らしい理念に惚れて入社を決意しました。

なんと、社員番号5番。(6番?だったかもしれません笑)

 

SWEET SOUL RECORDSの構想は大学生時代につくられたものであり、

アーティスト、クリエイターになんとか活躍の場所をつくりたい!と意気込み、

今の会社の理念になっている考えも、そのころにはありました。

 

また高校時代に現れたナップスターなどのPtoPサービス

などを含め”インターネット”には大注目をしており、

インターネットを使えば、認知されてない素晴らしいアーティスト達が活躍し

新しい生態系をつくれるかもしれない!と思ったのです。

まずはインターネットのプロになる。

 

入社後は、BtoBのWEB制作事業の立ち上げをし、

ディレクターとしてとにかく現場を学びました。

優秀なディレクターさんやプロデューサーさん、

もちろんたくさんのクリエイター方と仕事をしました。

 

怒濤の3年間。後のライフサウンドで5年間。

そして今日があります。

 

8年前から進化を続けたアライドアーキテクツのサービスは

想像以上にすぐれており、感動さえ覚えました。

モニプラは満足度の高い素晴らしいサービスです。

 

13万人のユーザーさん達が登録する、オンラインのコミュニティで

何が素晴らしいかというと、企業の製品担当者が

ユーザーに直接接して

アンケートや、グループインタビューといった

マーケティングリサーチをしつつ、

ブログやTwitterを利用したユーザー発信のプロモーションもでき、

かなりパワフルな機能とアクティブなユーザーがいるのです。

 

僕がいた頃は、ブログ記事をキーワードでクロールしてWEBマガジンをつくることができる

エディタというサービスや、エディタコミュニティなどが存在しました。

また合弁会社として立ち上げられたバズマーケティング専門の会社も

存在しました。その頃のノウハウを集積し、

トライアンドエラーを繰り返して出来たサービス「モニプラ」は

プロモーションもできる、Marketing Research Online Community

という表現が正しいかもしれません。

 

中村さんが10年前から”ソーシャル”というキーワードを

よくお話されていたことが、最近は当たり前になりつつあり、

まさしく先見の明をお持ちで、この10年をかけて

つくった集大成のサービスが、モニプラです。

 

個性、ソーシャルといった軸をぶらさずに愚直に改善を続け

時を重ねるごとに、サービスが生まれたり、消えたりを繰り返し、

全ての仕組みが少しずつかかわり合って成功したサービス。

素晴らしいですよね。

 

プロダクトマネージャーさんやBtoCのマーケティングを

される方にはかなり嬉しい、リーズナブルなソーシャルマーケティング

サービスと言えます。

 

サービス説明に少し熱が入ってしまいましたが、、

 

最後に、

 

今の自分を成長させ、支えているのは創業間もないアライドアーキテクツでみた

一流のベンチャーで働く人、志事であり、そして考え方であり

理念に共鳴して働けたことに心から感謝しています。

どんなに忙しくても、志を持って働き続ける事で、体になじんだような気がします。

これからも理念を信じて、突き進む力を常に持ち続けたい。

僕の原点、アライドアーキテクツにあり。