行為は言葉よりも雄弁

大学生の時に衝撃を受けたFrank McCombのアルバム、

The Truth Volume one に収録されている1曲

Actions Speak Louder than Words.

ドラムブレイクから始まり、思わず首を降りたくなるグルーヴ感とキメ、

クールなのにもかかわらず、その奥底に秘めた熱のようなものに完璧に引込まれます。

 

タイトルにも書いてありますが、

ずばり曲タイトルの意味は諺で

 

「行為は言葉よりも雄弁である。」

 

この曲は僕にとって、音楽が持つ精神性を音でも、歌詞でも共感することができた

ものすごい大切な曲であり、常に忘れたくない自分の信条でもあります。

 

歌われる歌詞は言葉ばかりで行動しない人に対して訴えかけています。

口ばかりで、アクションをしない人へのメッセージソング。

 

結構反骨的な雰囲気を感じますが、

どんな理想を掲げても、素晴らしい言葉をならべても

信頼を得るには言ったことを実現しなければ誰も信じてくれないことを

悟る必要性を説き、最後には Birds of a feather flock together

そういう人たちは「類は共を呼ぶ」

だから俺は行くぜと言い放っています。

 

「これをやりたい」「あれをやりたい」と、

口にすることは簡単でも、実際にアクションすることは難しいですよね。

また「こうすればいいのに」「おれだったらこうやる」

と口頭で話したり、ブログやSNSに垂れ流しそこで議論をしていても

たいていはやらないのです。

 

やらない理由はもしかしたら、

思ったことを実行におこすと、また次のステップがまっていて、

実際に新しいことをする人は、

多くのやらない人に好き勝手いわれてしまうリスクを

考えてしまうからかもしれません。

 

ある意味、ちょっと考えることが弱い方が

先を考えずに行動を起こすチャンスがあるのかもしれませんね苦笑

幸いにもそういうスタッフが僕の知っている会社にもいて

素晴らしい成果をあげています。

 

そんな微笑ましい話もある中、この世の中には

言葉でモチベートするならまだしも、常に批判だけをしてやらない人も多い。

そういう人達は群れる属性があるというFrankの見解も非常に鋭い。

 

また残念ながらネガティブな力で集まることは

ポジティブな力より強力のようなきがします。

 

その群れたネガティブで口だけのクラスターがいっぱいある中、

行動するリスクは高い。

 

時には行動を起こすのではなく、無責任に意見を投げかける役割も

社会には必要と感じている人もいるかもしれませんが、

わざわざそれを様々な方面で発言するなら、口を動かす前にプラスになるような

アクションが出来るような気もするのです。

 

でも実際やる人なんて本当に本当に一握り。

 

口にしてもやらない人は、できないに等しい。

 

やりたくてもできないということは幸せではないですよね。

実は本当はやりたくてしかたないけど、できないからやらないのかもしれない。

だから言葉で表現するくらいが限界。

 

「できないかもしれない」という心理的な障害がアクションを妨げている。

その障害に負けてしまうようであれば

それはある意味、アクションを起こしても失敗してしまうため、

自己防衛機能が、言葉を発するくらいにしとけ!と脳に命令するのかもしれませんね。

突き抜けられないのです。

 

アクションには威力があります。

ポジティブにもネガティブにも、物事を180°変えてしまう力がある。

人を「不安」という心の牢獄から解き放つ力もありますが、

逆に「失敗」という深い闇につれてってしまうケースもあります。

アクションにはリスクがつきもの。

 

それを理解して常に勇気を持ってアクションを起こしていくこと。

アクションに対しての批判にめげず、小さなアクションを重ね結果を見て学び

ここぞ!という機会がくるまでそれを続ける。

 

アクションをしてその結果から学ぶことは

きっと言葉を発して結局それをやらないことよりも学びは断然に多いはず。

 

ここまで読み終わって下さった方、

是非Frank Mccombの曲聴いてみてください。

 

曲の持つパワー、すごいですよ。

なので曲の力をかりて明日は自らアクションを出来るかもしれません。

 

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