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みなさんお久しぶりです。
アルバム発売までついにあと数日となってしまいました。

このライナーを読む前に、もしよければ
以前のライナー
もぜひ読んでみてください。

今回もアルバムはいつもどおり色々なハードルが立ちはだかりましたが
こうしてご報告のブログをかいているということは、
いいものができたということだと思います。

さて、マスタリングが終了したのは8月10日前後。
それまではスタジオに通う日々と
海外とのやり取りに翻弄されていました。

10日以降はリハビリというか、
今やっと自分の中で今回の制作を整理し、
エネルギー充電ができた状態です。

今回も出来る限りアルバム制作での裏側、
僕達が感じた、多くの感動をここで
みなさんにお伝えできればと思います。

夢の序章の終幕、新たなるスタートライン

この動画はRising Japan Tour Tokyo Finalのものです。
怒涛の13箇所、自分も久しぶりに見ましたが、
その時の思いが蘇ってきました。

Rising Japan Tourを終えた2015年、
ツアーの終わり頃、アルバムについて少し
話したことを覚えています。
僕はNaoにこんなことを言われました。

「新しい挑戦をしたい。未知なる自分を表現したい。」

きっと13箇所の公演を経て、
本人なりになにか手応えがあったのだと
僕はその時は理解しました。

少し落ち着いてから、
制作における良かったところや反省点を
いつもどおりまとめ、その意見交換を行いました。

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RisingはThe Lightに近い方向性で更にブラッシュアップした
メジャーデビューとしてのNaoの自己紹介的なアルバムだと
位置づけています。

このメジャーデビューの挑戦としては
彼女がThe Lightでは見せなかった
王道なゴスペルバラードの楽曲Dreamsが含まれました。

それはThe Lightリリース前に訪れたNYでの
ゴードン・チェンバーズとの出会いで起きた奇跡や
彼女の精神的なネクストレベルを表現するには
必要なプロセスだったのです。

今までは苦楽のうちどちらかと言うと
”苦”をテーマに歌ってきたNaoが
人間的にも精神的にも成長をし、
愛や夢について語ったのがRisingです。
タイトル通り、日の出のように自ら光り輝くような存在に。

そのメッセージに合わせて慎重に
音楽のスタイルを選んでいきました。
彼女の大好きなソウルやファンク、ゴスペルといった過去の遺産に力をかりて
正しくメッセージと音楽を融合させました。

そして僕は彼女の成長を考え、
今までしてきたことで一番得意なことを
最大限に引き出していきました。

そしてアルバムリリースから、
フィラデルフィアからバンドを呼んでのブルーノート東京、
心の繋がったチームとのビルボードライブ大阪でのアルバムリリースパーティ、
鮮烈なBBKingでの全米デビュー、そして怒涛の13箇所のツアーを経て
Nao Yoshiokaはまた一段と成長し、夢の序章を終幕しました。

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このタイミングで僕にとっては、一人のアーティストとして成長したNaoは
とても頼もしく、その成長は自分の想像を超える部分もたくさんありました。

これは自分がデビュー前に、不安定だったNaoを見て、
「きっと3年後には成長し、立派なアーティストになる」
とおもったまさにその姿と重なっていました。

ここまではある程度描けた結果。

やっとスタートライン

夢の序章の終わりには、
そこから新たに始まる壮大な音楽の旅路が
待っていました。

アルバム構想を改めて練り始めます。

音楽ジャンル的なものはさておき、
まずこのアルバムでNao Yoshiokaは
何を伝えるべきなのかということを考えました。

一番に思いついたはこのテーマでした。
ぜひ次の動画をご覧ください。

ボーダレスな感覚

Nao Yoshiokaのマネージメントの始まりは
世界への旅から始まりました。

僕たちはここ数年アメリカやオランダなど
世界をツアーし、人種や年齢を越えて、
音楽を通して伝えきれないほどの
感動的な瞬間を目の当たりにしてきました。

余計な垣根を取り払い純粋に
「良い物を作ろう」という音楽の姿勢を
肌で感じることができました。

僕が個人的にそれを完全に受け入れ、
噛みしめることができたのは
この写真の瞬間、この時が一番の経験だったかと思います。

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(2015 After Blue Note New York Show. Men behind Nao Yoshioka)

Nao Yoshiokaというアーティストを通じて、
様々な人が彼女のメッセージ・音楽のために集い
その最高の表現をチーム一丸となって目指す瞬間。

そこには何の隔たりもなく、
とても純粋に人と繋がった感じがしたのです。
この感覚は自分にとってとても新鮮なものでした。

音楽のためにみんなが最高のショーをするために、
興奮と感動、胸の高鳴りの連続がありました。

だから

テーマは僕達が旅で見つけたポジティブな”真実”

このきっかけは僕らの新しい感覚を表現するものにしたい。

 

ポジティブな真実をテーマに

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真実と命名したのはアルバム制作が始まった
少しあとになりますが、それには理由があります。
真実と言う言葉は二面性が有り、強いワードです。
僕らはあえてその言葉を選びました。

2014年ファーガソン。アルバム制作の直前
忘れもしない事件が僕達の渡米直前におこりました。
その時の様子はこれです。

http://www.spreadrealmusic.com/column/heal-ferguson/

メディアがどんどんとネガティブな話題を持ち上げる中、
現地は結束して、なんとか一丸となろうとしていました。

今でもアメリカで起こっている人種問題。

僕らにとって家族のような存在のブライアンが住む地域で
実際に起こった問題について自分は考えさせられました。

メディアではどうしてもネガティブな方向でどんどんと脚色され、
物事が広まっています。ネガティブな力はほんとに強い。
そういった事件が起きたことも、人々が知るべきことも
必要だとは思いますが、そういった悲報だけじゃない。

僕達が感じた根源的な感情、何の隔たりもなく純粋に人と繋がった時の胸の高鳴り、
そういった素晴らしい体験も実際に世界中では各所で起こっている。

こういった事実、ポジティブな真実の側面や感覚を伝えたい。

僕はこの感情で色々な過去からある偏見や
刷り込まれた考えを拭い去ることができました。

今まであった差別や立場、固定概念はもう忘れられて、
音楽で全てはつながっているという経験を感じられる力強いビートと
可能性にかけたワクワクするようなアルバムをつくること。

真実は、”今”を生きる僕達が持っている。

過去に縛られず、今”を生きる僕達だから見れる
この時代にあった最高のアンセムを創りたい。

“過去や固定概念にに縛られない”新しい感覚。

このキーワードが僕の脳裏からはなれなくなりました。

 

Stay or Evolve

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テーマに合わせ音楽性を選ぶことを考えました。

Risingからの反省点はいろいろとあったので、
そこをしっかりと潰していけば、
まだまだ伸びしろはあるしRisingのスタイルを継続しても、
もっといいものを作れるという自負はありました。

アメリカで学んだ、ソウル・ブルース・ゴスペル・ファンクは
彼女が修行時代の大半を費やし、最も得意な領域です。

メジャーデビュー後の2作目、
反省点をブラッシュアップし、
新たにアイデアを加えるという
一度は自分の中で考えたことでは有りました。

しかし、、、

安易すぎる考えなのではないだろうか。

今胸に持つ新しい感覚と果たして、
本当にマッチする音楽なのだろうか。

著しくルーツに偏った音楽をさせることが
果たして長期的に彼女にとっていいのだろうか。

違和感は募るばかりでした。

その理由とは、デビュー曲Make the Changeで見せた
彼女のまだ見ぬポテンシャルでした。

Naoにとっては全くと言っていいほど、
未知の領域となったこの曲は
SWEET SOUL RECORDSのレーベルテーマとして、
新しい感覚、メッセージを込めた曲。

この曲のメッセージを彼女に預けることによって
未来を自分で描いていくことを
学んでもらう1曲でもありました。

僕自身が世界を完全に意識して
新しい感覚とメッセージに
取り組んだ作品でもありました。

結果、世界各地どこにいっても、
一目置かれる曲であり、
アメリカでは未だにラジオで
日々プレーされているという事実。

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(アメリカの友人から送られてきた、Facebook動画)

彼女が初めてトライしたこの楽曲が
未だに一番印象にのこる曲であり、
世界でも必ず反応のある楽曲なのです。

今までネオソウルという音楽性は
アルバムの比率的にはとても低く、
彼女にはフィットしにくい領域かもしれないと
自分自身も考えていました。

でも未知の可能性を見てみたい。
世界の人々が共感し、聴いたことのないサウンドに挑戦したい。
僕はその時のメモにこのように書いています。

新たなる可能性への挑戦。実験。
オールドスクールをなぞるやり方から、
新しい物をクリエイトすることにシフトする。
Make the Changeで開いた
Nao Yoshiokaのポテンシャルを再度追求するプロジェクト。
コンセプチュアルなアルバムを作りたい。

正直なところ、僕はもうこの時点で、
今まで培ってきた手法で制作や
それをブラッシュアップしてくものの作り方に
可能性を感じていませんでした。
だから全てを一度ヒックリ返して考え始めました。

これがツアーを終えて、一段落したときのことでした。

そんなときに自分の考えを更に
後押しするような朗報が届きます。

アメリカで起こった変革

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SOULTRACKSの最優秀新人賞へのノミネート。

2015年のThe Lightが評価され、
予想もしない結果を招いたのです。

もう世界は本当に近い。

過去にノミネートされたアーティストや
その他の賞には錚々たる名前が連ねていました。

2015年の僕たちはアメリカの成果は、
期待した以上のものなりました。

  • Blue Note NEW YORKでの単独ショー
  • SOULTRACKS 最優秀新人賞の受賞
  • Soultrainにて注目の新人に選出
  • アメリカ首都のフェスCapital Jazz Fesへのオファー

プロジェクト発足から変わらない
変革を自ら起こしていくというコンセプトに、
真実という感覚を加えたテーマに合わせた
音作りをしていきたい。

進化無くしては、通れないテーマを設定することになる。

Nao Yoshiokaとアイデアのシェアする

アイデアはより具体的に、いわゆる本格的な
メジャー2枚目を出す前に、
実験的な作品を創っておくのはどうだろうか。
というところまで自分の頭では進行していました。

ビジネスを考えると、ある意味掛けのよう
作品になる可能性もあることだと思います。

ただ僕たちはビジネス重視して考えて
今まで作品を創ったことはなかった。
それは自分たちにとって魂を売るような行為であり
ぼくらの存在意義はそこにはない。

こんなことを考えていた矢先に
Naoからアルバムについての話がありました。

この話を聞いて、自分は驚きを覚えたのです。

次回に続く


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昨日無事にCapital Jazz Festでの公演を終えました。
今日は会場側が手配してくれていたホテルをチェックアウトし、
メリーランド州、ボルティモアの郊外にステイしています。
そしてこのブログを書き終わる頃にはDCの中心部に移動をしているかとおもいます。

本当は渡米前に、皆さんにお伝えすべきことがあったのですが、
今年は多くのアーティストを日本に受け入れることができ、
渡米直前まで来日アーティストのケアなどに追われ、
今こうしてライブを終えて皆さんに思いをお伝えしています。

まず、映像収録のために今回クラウドファンディングサービスを
利用したことについてお話をしたいと思います。

ファンの方からとても親身に今回の取り組みの真意を知りたいという
ご連絡を直接メールでも頂きました。

本当はこのサービスを利用する前にお伝えするべきだったと
痛感しております。

Nao、そして僕らのことを考え、心配してくださる方、
支えてくださるみなさまに心から感謝を表したいと思います。

それではこれから長くなりますが、
お付き合いいただければと思います。

 

甘い期待は実らなかった

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このフェスティバルに参加すること、
僕らがそれを聴いた時には飛び上がる思いでした。
自分はこのフェスのことをもちろん知っていましたので
興奮さえしました。

周りはグラミー賞受賞者や世界クラスで活躍しているアーティストの中に
ぽつんとNaoがいること。
日本人選手がメジャーリーグのデビュー戦に登板が決まったくらいの
衝撃を僕は受けたのです。

もしかしたらメディアがNaoの活動に特集を組んでくれたり
なにかこの出来事を多くの人に伝えることができる
きっかけになるのではないだろうか?

お恥ずかしい話ですが、僕は少し期待していました。

この24年間一度も日本人シンガーが呼ばれなかった
数万人規模のフェスティバルにNaoが参加すること。

新人枠では最も演奏時間がながく、
素晴らしい待遇と評価を事前に受けていること。

これはとてもわかりやすいし、
もっともっと大きくメディアの露出やバイラルが
起こるのではないかと思ったのです。

欲を言えば、ドキュメンタリーなどを録りたい!と手を上げてくれる
メディアもいるんではないかと、勝手に期待したのです。

多くの方にこの活動、彼女の功績を伝えるチャンスだと思っていました。

自分自身普段はいかない交流会に行って、メディアの方にプレゼンしたり、
自分が持っているコンタクトには細かく連絡しました。

結果、プレスリリースへの反応は薄く、
僕達ができる範囲は大変狭く、やはり微力で僕達では力不足でした。
僕達がやっている事自体がマス向けではないですし、
マスメディアとの繋がりは僕たちはほぼ皆無なのです。

音楽のジャンルなどはさておき、彼女の世界進出に関しては、
日本の皆様には喜んで頂けることなのではないかと考えると、
世界を目指す、多くの人々に伝えることではないかと思うのです。

出演決定に関しては話題にならない。
であれば、出演後にその勇姿を見せていくしかない。
なんとか映像でその臨場感をできるだけ多くの人に伝えたい。

 

記録を残さなければ。。

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今回はとりあげられなかっとしても、今後話題になったときのためにも
その時の映像をちゃんと残し、彼女の真の姿を多くの人に見ていただきたい。
歴史の一部分として、後の世代に伝えていきたい。
そんな思いがありました。

しかしそれを考えた時に、今回果たして
現地で撮影をすることが実現できるかどうかに頭を悩ませました。

僕がNaoと海外に渡航する際はスタッフは誰も帯同せず、
二人で渡航を強いられます。

そのためツアーマネージメント、音楽のプロデュース、交渉、
ミュージシャンとアーティストのケア、プロモーション、
その他様々な手配を現地で一人でやっています。

日本にいたら、スタッフたちがいろいろと動いてくれる。

しかしアメリカにコスト的に
当然海外に全員を連れていくわけにはいきません。

ライブ当日は本当はNaoの音楽プロデューサー、A&Rとして
ライブをしっかりと見て音作りや演出に集中したり、
アーティスト、ミュージシャンのケアだけに集中できれば
一番嬉しいのですが上記のことを全てこなして
そんな中での、映像や写真撮影という作業。

 

いままでアップしてきた映像の大半は、
僕が現地にカメラ機材を持込み、素人ながらもなんとか
その姿を皆さんにお届けしようと、
ライブ中に駆け回りながら、抑えてきました。

はたして今回この規模で、それはできるのだろうか。
想定外のことばかりの初の海外の巨大フェスで、
自分が全て担当することはかなり困難ではないだろうか。
でも海外でカメラマンだけ雇ったとしても、
映像の狙いや、プロデュース面などで中途半端なことができても。。

そんなことが頭をよぎっていました。

またソウルミュージックファンディングで
ファンの皆様に頼ってもいいだろうか。
みなさんは応援してくれるだろうかなどなど妄想は続きます。

そこで一番懸念したことが今回のプロジェクトを考えた時に既に大変ご協力を頂いている、
Make the Change Projectの皆さんだけに、
これ以上協力して頂くわけにはいかないという気負いがありました。

悩み続け、時間が過ぎて行きました。

そしてある日augment5 Inc.の井野さんが声をかけてくれたのです。

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「山内さん、これはちゃんと映像に抑えましょう。協力させていただきます。
僕らも行きますし、海外で映像チームを編成し、ちゃんとカタチにしましょう。
実はデイビットにも少し話していて、彼らも協力してくれそうです。」

井野さんは上原にいる同世代の仲間で、海外に挑戦する同志でもあります。
彼らに映像を抑えてもらえれば、こんなに心強いことはない。
そしてMake the ChangeやDreamsのPVを撮影してくれた
デイビッドも力になってくれるということだったのです。

しかし問題は、やはり資金面でした。

今回のフェスの渡航ですが、幸いにも助成金も利用することができましたが、
海外への遠征というのは本当に苦しい状況を強いられ、投資の連続となります。

その上で、映像チームを編成しそのコストをうちでリスクを持っていくこと。
この規模のキャッシュを捻出することは残念ながら僕達のような微力なレーベルではできなかった。

この活動を広めていきながら、同時に資金を集められる方法はないだろうか。
と考えた時にそれが日本最大のクラウドファンディングサービスの利用でした。

僕達の信念は変わらない。

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ソウルミュージックファンドはコアなチームを創るために行い、
それがMake the Change Project Memberへと繋がりました。

今までとは変わらず僕らSWEET SOUL RECORDSは
Make the Chang Projectメンバーの皆様、
既存のNao Yoshiokaのファンの皆様に
最大の配慮ができるように努めていく所存です。

しかしSPREAD REAL MUSIC、このブログのタイトルになっている
原点に立ち戻って考えてみたいとき
ソウルミュージックファンのためにも、この事実を広めることが大事であり、
この事実を知ることで、同じ境遇の人たちの励みになり、
より多く仲間が広がるのではないかと思うのです。

良い物を広めていくことこそが
僕達がすべきことなのではないだろうかと信じています。

彼女の活動が広まることによって、より僕達の音楽が
日本に広がり、僕らの音楽が好きな人が増えていく。

ファンが増えることによって、
どんどんとこのマーケット自体が大きくなり、
アーティストたちも世界から来日するチャンスも増える。
そして日本から世界からアーティストが羽ばたくチャンスも増える。

Make the Change Projectの概念です。

今回のクラウドファンディングですが、あえてAll In方式をとりました。
これは金額が達成しなくてもプロジェクトは遂行される方法です。

単純にに映像を皆さんにご提供するということではなく、
歴史の一部を記録にし、後世に伝えていかなければいけない。
僕にとってはその意図のほうが大きいです。

そしてこの映像を正しいタイミングで、正しく世に出していくために、
僕たちはみなさんのお力を借りて記録することにしました。

より多くのアーティストたちや世界を目指す人々が
これからできる映像によってインスパイアされ、
様々な壁を超えて、世界に羽ばたいていけるように。

映像いいの撮れてます。

次回はライブ当日の出来事を話したいと思います。


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音楽にインスパイアされた瞬間、
皆さんは最近ありましたか?

4月からSWEET SOUL RECORDSはアーティスト来日ラッシュ。

僕達のように音楽の志事をする人間が
最もインスパイアされる瞬間というのは、
アーティストとかなり近い距離で接して
彼らの才能を目の前にし、その場でクリエイトされる
奇跡に立ち会う瞬間なのです。

まさに先日、リハーサルを終えて最高の瞬間に立ち会うことができました。

SWEET SOUL RECORDSが2年という月日を費やし、
交渉に交渉を重ねて、やっとリリースをすることができたアーティスト。
それが今回来日中のSacha Vee。

本国での彼女のリリースは2009年。
当時、設立して間もない僕たちは実績もブランド力も乏しく
発掘には力を入れていたものの、
なかなか彼女を口説き落とせない状況が続きました。
そしてこまめにメールを送り、コンタクトをとり
2012年ようやく僕たちはリリースにこぎつけました。

ニュージーランドはたった400万人という人口とのことなのですが、
音楽がとても盛んで、シーンもバンドでの演奏が大半とのこと。
彼女のアルバムは素晴らしい演奏家に支えられ、
出来上がっていることも納得なのです。

Sachaは16歳という年齢で
国内の大規模フェスティバルの、ベストボーカリストを受賞。
EPリリース後はオランダにてキャリアを積み、
数々のフェスティバル、TV出演などを経て現在に至ります。

デビュー当時は、ニュージーランドのテレビ局や
国内でツアーを行い、話題に。

僕が彼女と、直接会ったのはNaoのツアーでオランダに出向いたとき、
ロッテルダムのバードという音楽ベニューで
SWEET SOUL RECORDSのアーティストたちが集まった際に
彼女もアムステルダムから駆けつけてくれました。

ジャムセッションは終わりかけだったので、
みんなが片付け始めたのですが、
彼女はせっかくだからといって、
僕たちのために一人でキーボードに向かい、
1曲披露してくれたのです。

ローズと絡む彼女の深みのある歌声、
そして表現力、言葉のチョイス。
ご存知だとは思いますが、
NaoのMake the Change、The Light、Awakeの歌詞は
彼女が書いています。
一度聴いたら絶対に忘れられない歌声。
洗練されたスタイル。

僕たちが2年も待ってなんとかリリースしたかった理由は、
彼女の歌声、楽曲を聴いていただければ
納得いただけるでしょう。

洋楽というのはハードルがたかいものですよね。
言葉がわからないから、きっと行ってもわからないとか
普段聞き慣れていないものだからとか
いろいろあると思うんですが、
会場に来て、そこから出ている音を体で感じてみてください。

音楽は、全て余計なものを取り除いて、

音を楽しむもの

ライブは音を聞くだけではなく、体で音を感じる特別な場です。

ニュージーランドから遥々東京へ。
世界から日本に素晴らしい音楽を提供するため
僕たちは彼女の公演を開催します。

最高のライブを皆さんと作れるよう準備を重ね、お待ちしております。

ついに明日!5/8は是非、代々木上原にお越しください。

予約はこちらから


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ロンドン渡航の前はインフルエンザにかかり、
渡航まで直前まで危うかったのですが、
なんとか現地で成果を残し帰ってくることができました。

そしてアルバムの制作を続けつつ、シャーマの来日、講演と
時間があっという間に過ぎ去っていきます。
でもそんな毎日の中どうしてもこの思いはお伝えしたく
こうしてブログを書くことにしました。

今日ブログを書いたのは、明日に控えるボーカルワークショップのため。

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もう既に、ほぼ満席状態ではあるのですが、
既にいらっしゃる方も、ご検討中の方も、
ぜひこのワークショップでみなさんに知っておいて
頂きたいことをここに記載しようと思います。

過去の記事、ぜひご覧ください。

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SWEET SOUL ACADEMYと名付けたのは2014年。
第一回目の開催時です。
http://www.spreadrealmusic.com/column/workshopmission/

第2回目の様子。下記はブログです。
SWEET SOULの母体会社が運営するクリエイティブなスタジオ空間で
ワークショップを行います。
http://www.spreadrealmusic.com/column/shirma-rouse/

今回の詳しい内容はこちらでご覧ください。
http://ssa20160430.peatix.com/

今回注目してほしい点はズバリ

インプロビゼーション

日本語では即興と訳されるようですが、
自分の感じるままに伝えたいこと、表現したいことを
その場で自由に歌にしていく。

楽器でも歌でもそうですが、みなさんが感じたこと思ったことを
その場でカタチにしていく作業、なかなか難しいですよね?

Shirmaは僕が世界で見てきたアーティストの中で
間違いなくトップクラスのインプロヴァイザー。

英語など言語もそうなんですが、デキる人に習うのが一番。
やってるのを見せてもらうのが一番。
そしてオランダの高い水準で教育をうけたShirmaには
教えるスキルもあります。

当日はテクニカルなこともいろいろやるとは思うのですが、
テクニック面はもちろん僕がなにより皆さんに体感して欲しいのは
オランダという音楽教育の最前線を行く国で
活躍する本物のアーティスト、
Shirma Rouseのメンタリティを体感し欲しいのです。

彼女自身がソウルシンガーと名乗る理由に
みなさんは納得するでしょう。
そしてソウルとはなにか、きっと彼女の人間性を通して、
理解をして頂けるのではと思います。

内容はボーカリストをされている方、
目指している方、レベルに関係なく
学びは必ずあると思います。

Nao Yoshiokaは実際、Shirmaに何度もアドバイスを受け、
彼女の成長をブーストさせていることも事実です。
当日は彼女も駆けつけます。
そして自分も司会進行をつとめめさせていただきます。

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百聞は一見にしかず。その目でその体で、
当日は吸収できるものを全力でもぎ取って欲しいと思います。

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SWEET SOUL RECORDSは設立の2009年から日本のボーカリストの可能性を引き出すため
SOUL OVER THE RACEやSOUL LIGHTSといった作品を出してきました。

皆さんの可能性、才能を思う存分に伸ばして、
ぜひ僕達にその片鱗を当日見せてください!

現在オランダでは出演依頼がひっきりなしに続く、
スーパースターのShirma Rouse。
来日に合わせた滅多に無い機会、是非奮ってお越しください。

 

ご予約はこちら


 

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かなり遅い年始のご挨拶になってしまいましたが、
改めて今年もよろしくお願い致します。

毎年年始はちょっとエンジンがかかるのが遅く、
ブログも書き貯めつつも公開がこのタイミングになってしましました。

ただしすでに2016年はみなさんがあっと驚くようなプロジェクトを
企画から実行に移し、アクションを重ねています。

そして、SWEET SOUL RECORDSは史上最高のメンバーが集って
3月から新しい期を迎えようとしています。

冒頭のビジュアルは正月に公開させていただいたものなのですが
特別な思いをこめてつくりました。

2016年からSWEET SOUL RECORDSはニューフェーズへ。

 

2015年はNao YoshiokaのSoul Tracks最優秀新人賞の受賞に加え、
8人以上ものSWEET SOUL RECORDSのアーティストがノミネートされました。

扱う音楽の基準は常に世界基準。
7年近くの積み重ねもあり、世界での認知度がさらに増し、
強力なインデペンデントのアーティストから
メジャーのアーティストまで問い合わせが増えきています。

「世界から日本へ、そして日本から世界へ」

この構想は着々と現実になり、
ソウルミュージックで様々な垣根がなくなり
人と人がで繋がってきています。

なのでその進化を表現するために、新たにビジュアルをつくりました。
ロゴも少し地球儀部分をリアルにしています。
またモチーフはユニバース。世界の次は宇宙。
無限大の可能性を秘めているところから
ドラゴンさんにデザインをして頂きました。

SWEET SOUL RECORDSのセカンドフェーズ。
音楽の世界における新しいビジョンと
進化し続ける世界の最先端のソウルと共に、
国境を越えて成長を続けています。
世界が繋がったその先に広がる無限の可能性を感じつつ
僕たちは変わらず、良い音楽を広めていこうと思います。

そしてリアルミュージックのユートピアを完成させていこうと思います。

より良い音楽の世界でアーティストやミュージシャンたちが
最高の音楽を作れるプラットフォームを目指します。
ぜひ皆さんとご一緒できれば嬉しいです。

 

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さて話は変わりますが、日曜日はFm yokohamaさんの番組に
出演の機会をいただきました。

出演のご依頼のきっかけは、DJのKANA(ケーナ)さんが
店頭でCDを購入してくださったのちに、
レーベルが気になって僕のブログまでたどり着きチェックをしてくださったそうです。

番組中はレーベルの設立経緯から僕達のこだわり、
僕らがどうやって音楽を出会って、セレクトしているかなど
普段皆さんにお話する機会がないようなことを
KANAさんが存分に引き出してくださいました。

レーベルオーナーとしてはとても光栄な瞬間だったのと
ラジオを通して多くの皆さんにSWEET SOUL RECORDSの
活動を知っていただけることは本当に嬉しい機会でした。

このブログでレーベルのリアルな部分をみなさんにお伝えすることで
少しでも音楽の世界の裏側も知っていただけるととても嬉しいです。

このラジオ出演は今年の僕たちの姿勢を助長してくれるような気がしました。

やはり自ら常に発信をして、能動的に動いて
どんどん良いものを広めないといけない。
そんな風に再度心に刻みました。

良い物を広めていかないことは罪である。

だから今年もSPREAD REAL MUSIC.

次回は1月に行われたNaoの福岡のコンベンションライブについて綴ります。


遂に年の瀬。みなさんはいかがお過ごしですか?
私は山にこもって黙々と企画仕事を続けております笑

今年もたくさんの出来事がありましたが、
やはり最後はポジティブに写真で振り返りたいと思います!

※ちょこっとパーソナルな御礼も入れさせていただきましたので、うちわですみません。

相変わらずなが~いですが、最後にはすこしまとめを。

 

January

SWEET SOUL RECORDS5周年につき、EVO SOUL発売!

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ブライアン・オーウェンズ単独ライブ、ブルーノート東京を皮切りに東名阪ツアーに成功

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Naoのニューイヤーライブにて、Hiroさんを中心とした最高のバンドと出会う

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February

NHKホールにて、Coming NextにNaoが出演

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のぶくんと新プロジェクトを成功!

彼にいつも支えられています。頭脳明晰。最高です。

 

 

March

ライフサウンド7周年

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Tess Henleyに直接会って、いろいろ話を聞く!

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April

 

Rising発売

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ニューヨークのB.B. KingにてNaoのThe Lightのリリースパーティ。Mike Harrisの素晴らしい支援で実現しました。

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アメリカの音楽学校にて初レクチャー

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May

念願のGreenroomフェスにNaoが出演!

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June

ブルーノート東京完売!フィラデルフィアからバンドを招聘!MD、Daiさん最高です。

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君野くんが弟分としてライフサウンドに参加

※写真は本人許可が出たら掲載いたします! ブログを読んでくれて、IT系でばりばりだったにもかかわらず、うちに飛び込んできてくれました。

 

はるかちゃんが新卒としてStudio Terranovaに参加

※写真は本人許可が出たら掲載いたします! 真摯に笑顔でいつも一生懸命なそんな彼女です。

 

July

アメリカネオソウルの名門レーベルPurpose Music Group からNao Yoshioka 1st album The Lightの全米リリース

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 コットンクラブにてFrank Mccombと再会し素敵な約束をする

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Join Aliveに参加。北海道のたくさんの皆様に囲まれる!

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August

サマーソニックNao出演!

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そしてD’angeloのライブを初めて見る!

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アメリカが誇る、最高峰のベーシストNathan EastとNaoが共演!

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September

Blue Note New York 単独公演

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伝説のベニューBirchmereにてJose Jamseのオープニングアクト

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October

Into the Lightをリリース

 

SWEET SOUL RECORDS西井君がセレクトした、Gabriel Garzón-Montanoがタワレコメンを獲得!

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スタッフのみんなの献身的な努力でStudio Terranovaが月間最高利用回数を達成!

 

November

小池氏がライフサウンドに参画!

もうお付き合いは6年ほど。最強のメンバーが参画です。ライフサウンドはもっともっとよくなりますよ!

 

岩崎くんがSWEET SOUL RECORDSに入社!

元タワレコスタッフできめ細かい丁寧な仕事っぷりに、いつも関心です。

 

工藤さんがStudio Terranovaに参加!

なんと出会いは澤田かおりのライブで君野君が物販に出向いて、そこで出会ったのがきっかけ。

 

Debra Debsが来日

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ツアー合計13箇所12都市を制覇!

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澤田かおりついにメジャーデビューアルバムリリース

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December

Soulfingerプロジェクトを皮切りに、SWEET SOUL RECORDSの新しいフェーズが始まる

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SOULTRACKSにてNaoがNew Artist of the Yearを受賞

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来年の最も大きな話題になるような出来事が決定する!

 

ということで、振り返りをしました。

ポジティブに振り返った2015年、決して楽しいことばかりではなかったけど、
こうしてブログを書いて、みなさんに報告をしていると
自分が受け入れた犠牲に対して、成し得たことは大きかったと確信することができました。

影があるから光を強く感じると思うのです。

多くの出会いと、多くの旅立ちがあるそんな1年でした。
たくさんの人に出会い、支えられてきて自分がいるんだなと感じます。

自分がピンチの時に手を差し伸べてくれた人々に、
心から感謝したいと思います。
そしてその人への恩返しを必ずしたいと思います。

また旅だった人たちにもかわらぬ感謝を続け、
その人達が未来に誇れるような実績をいつまで作っていくことを心に誓いました。

2015はこのブログを読んでくださる方もとても増えて、
会場でも多くの人にお声がけを頂くことができました。
いつもご愛読ありがとうございます。

来年もいろいろと、僕達のシーンづくりの裏側を
じっくりとご覧いただけるよう、思いを込めてこのブログを認めてまいります。

是非今後もご愛読をよろしくお願いいたします。 

最後に、私的2015 best  shotはこれ。NaoのMV(DreamsやMake the Change)を撮っている左から二番目のDavidの彼女のRashaが撮影してくれた写真です。

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ブルーノートニューヨーク前にて、裏方のメンバーで集まり、写真をパシャり。
日本でA&R、音楽プロデューサーの経験をなんとか経て、
海外の最前線で活躍するミュージシャン、クリエイター、エンジニアたちと
肩を並べて仕事ができること。
Naoにとっての夢だけではなく、僕も自分が想像していたカタチに近づいています。

年代、人種、場所など全ての垣根を超えて、音楽が繋がった瞬間。
音楽で繋がる僕らの新しい価値観をもっと広めたい。
そんな気持ちでいっぱいです。
2016年は今年よりも大きい成果が、すでに待っています。

Nao Yoshiokaが世界に旋風を巻き起こす日はきっと近い。

SWEET SOUL RECORDSは新しいフェーズを迎え、
僕らライフサウンドは新しい中長期の目標と、新しい体制のもと、
いいモノを広めていく活動を絶やさず続けていきます。

2016年も変わらず、

SPRREAD REAL MUSIC

 

今年のブログ記事の一覧を用意しました。もしよければご覧ください。

[SOULTRACKS 受賞関連]
NAO YOSHIOKAが米国NO.1のソウルメディアにて最優秀新人賞でノミネート
日本人初の快挙。NAO YOSHIOKA米国ソウル専門サイトにて最優秀新人賞獲得!
投票開始!私達の結束で、NAO YOSHIOKAを米国最大手ソウルメディアの2015最優秀新人賞へ!!

[RISING プロデューサーズライナーノーツ]
THE JOURNEY OF RISING  〜アルバムの7つの隠れたストーリー〜
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.1 僕にとってのアルバム制作の真意
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.2 THE LIGHTから INTO THE LIGHTへ
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.3 アメリカでの悪夢
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.4 アメリカでの悪夢その2
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.5 チャンスに導かれるという発想
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.6 責任を取るということ 東京での徹夜の日々
「RISING」プロデューサーズライナーノーツVOL.7 夢の序章は完結する

[特別コラム]
10年の時を経て FRANK MCCOMBとの再会で気づいたこと
INTO THE LIGHT -INTRODUCING NAO YOSHIOKA-  AUGMENT5 INC.との取り組み
RISING RELEASE PARTY、そしてBLUE NOTE TOKYO初の単独公演完売の裏側

[SWEET SOUL RECORDSからのお知らせ]
尖り続けよう。ソウルも現在進行形。EVOLVIN’ SOUL PHASE1発売!

世界に挑戦する音楽レーベルSWEET SOUL RECORDSのデザイナー募集
LIFESOUND, INC.は7周年を迎えました。

[The Light USリリースパーティ]
NAO YOSHIOKA 1ST ALBUM THE LIGHTの全米リリースのご報告
確かな手応え。THE LIGHT NYC RELEASE PARTYの旅 第1話
確かな手応え。THE LIGHT NYC RELEASE PARTYの旅 第2話