ライナーノーツ番外編:I Love When ミュージックビデオ公開!秘められたコンセプト

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昨日遂に公開された、I Love Whenのミュージックビデオ。
今回はなんと本人が登場しない、大人な仕様になりました。

手掛けてくれたのはDavidとRasha。
DavidはMake the Change、Dreamsとずっと手掛けてくれていますが、
僕達とともに成長をし、NYからずっと応援をしてくれている大切な友人です。

今回はRashaというDavidの最愛のパートーナーと一緒に、
多忙な中、距離や時間と色々な困難を
乗り越えてこの制作を引き受けてくれました。

Davidはアルバムを聞いた時、真っ先にこの曲の
ミュージックビデオをつくりたい!
と言ってくれて、アイデアなどを積極的に
出してくれました。

そのストーリーとは

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とある若い女性がバーに向かいます。
バーに入って期待するのは賑やかな人の笑い声やダンスをしている姿。
それとは対象的にこのミュージックビデオでは、
VR(バーチャル・リアリティ)のバーが舞台。

バーにいる誰もがVRの世界に心酔し、お互い目さえ合わせません。

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主人公の女性がゴーグルを手にし、VRの世界に入り込むと、
幻想的なスタジオに導かれます。あたりを見回すと、男性が一人。
彼女はそのバーチャルリアリティのなかで彼と恋に落ちます。

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曲に合わせて、二人はその仮想現実で情熱的に愛し合うも、
あえなく時間切れになります。
皮肉にもVRで会った二人は現実には背中合わせ。

そしてバーから出て立ち去る2人。

 

秘められたコンセプト

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彼らが僕達にシェアしてくれたコンセプトは
よりNaoの音楽を深くミュージックビデオで伝えるために、
ストーリーでその感情を表現するというものでした。

この曲のテーマは、誰かを愛したときの高揚感、
誰かと繋がりたいという願望、その情熱を込めた1曲。

Naoはこの曲で、その情熱的でもあり、
複雑な感情を歌で表現しました。

そしてこのミュージックビデオではデジタルデバイスの進化による、
“本当のコミュニケーション”の希薄化”
を題材に欲望や情熱を表現しないかと提案してくれました。

コミュニケーションを増やすために、
テクノロジーに頼った結果、実際にはその機器に依存をし、
人と人との本当の対話や接触は減るとともに、
希薄化しているという現代の社会に向けたメッセージ。
思い当たるところ、みなさんにもありませんか?

僕はとても共感をしました。

仕事上、かなりの時間、携帯やその他のデジタル機器をつかって、
人とコミュニケーションをとる時間が多いです。

SNSをチェックすることも仕事の日課になっていますが、
ある意味依存していると言えるという節はありますよね。

せっかく人と会っていても、お互い携帯を見つめて、
全く別のことをしたり。あるあるですよね。

距離という差を圧倒的に縮めてくれたことは、
僕らみたいな世界を目指す人間にとっては
とてもプラスなのですが、逆に現地に行ったときの感動や
実際に仲間にフェイスtoフェイスであったときの
そのコミュニケーションの質と
デジタルデバイスを介すコミュニケーションの質
はでは比べ物にならない程のものだとも実感します。

デジタルデバイスでのコミュニケーションの
頻度がどれだけあがっても、
リアルの質に到達するということはなく、
限られたライフタイムの中で、
デジタルデバイスに依存すれば依存するほど
本当のコミュニケーションをする機会が少なくなるとしたら、
と考えてしまいますよね。

限られた時間の中で、便利さは”利用”をし、依存はせず、
質の高いコミュニケーションを
自分のために選択することが僕は必要だと感じます。
メールをしなくても、一緒にいるだけとか。
SNSをしないで見つめ合うとか。

これからもきっとデジタルデバイスは進化していくと思うのですが、
実際にその場で五感を使ってコミュニケーションをとること以上のものは、
僕は今だ体感したことがありません。リアルが一番。

みなさんはどう感じられたでしょうか?
もしなにか感じて頂けたら是非シェアをお願い致します!

明日は、このI Love Whenを一緒に制作した、
ミュージックマン・タイとの制作エピソード、
ライナーノーツのVol.4を公開予定です。

[Nao Yoshioka The Truth Japan 2016]

札幌公演 11/2(水)
cube garden 011-623-5555
詳細はこちら→ http://bit.ly/2eqr36s

東京公演ツアーファイナル11/24(木)
赤坂BLITZ 0570-550-799
詳細はこちら→ http://bit.ly/2eqr36s

[「The Truth」プロデューサーズライナーノーツ]

Vol.1 ボーダレスな感覚
Vol.2 The Beginning of A New Chapter
Vol. 3カーリ・マティーンとの奇跡

過去のライナーノーツ

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