生態系の創造はここから SWEET SOUL MUSIC ACADEMY vol.1

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去年の12月から始めたライフサウンドのワークショップ事業ですが、着実に前進をしています。今日は刺繍家の藤田哲平さんにお願いをしてビーズアクセサリーのワークショップを開き、御陰さまで大成功を収めました。今後はこういった取り組みをどんどんと増やしていく予定ですが、そのなかでも間違いなく僕たちでなければ出来ないワークショップが2月に開催されます。まずはこのワークショップ事業のきっかけにもなった出来事をご紹介します。

去年は海外の音楽シーンを見る機会がたくさんありましたがそこからインスピレーションが生まれて現在にいります。1月にはオランダに、8月にはUS。まずは下記の過去のブログをご覧下さい。

http://www.spreadrealmusic.com/column/dutch-neosoul-scene/

 

※過去ブログからの転載です

教育と音楽の密接な関係がアーティストを支える

 

オランダの音楽はなぜこの少ない人口にも関わらずレベルの高さを誇るのか、其の一つの答えとして、発達した音楽教育機関があります。現地の人に聞くところによると、Conservatory(コンサーベトリー)という音楽学校である教育機関が国内に30箇所以上もあります。うろ覚えなのですが、たしかドイツかベルギーには2箇所しかないと聞きました。こう考えるとオランダの30個はかなりの数ですね。僕が出会ったアーティスト達はほぼこのConservatory出身でアーティスト活動を続けながらこのConservatoryで、授業を持ったり、プライベートレッスンをしています。またアムステルダムやロッテルダム周辺にあるヴェニューも音楽に溢れ生演奏が聞ける場所が多く、日々ジャムセッションが繰り広げられています。そのギグやセッションの大半がコConservatory出身者によって繋がっているのです。

  アーティストを支える理想的な仕組みを国、町がもっている、素晴らしい環境と言えます。

このブログで伝えたい事は、オランダは音楽教育が盛んで、技術や体験をアーティストが率先的に提供出来る仕組みがあるということ。

USツアーの後に書いたブログでも同様に、後に僕の中でライフサウンドで始める事業についてすこし説明しました。

http://www.spreadrealmusic.com/column/american-eco-system/

※アメリカにおけるこの仕組みは教会が提供をしていると記載した後に、
一番下の部分にこんなことを書いています。

生態系づくりには、長期的な視点が必要です。
SWEET SOUL RECORDSは海外、国内の素晴らしいアーティストを発掘し、

彼らの音源を販売し、プロモーションすることにはうまくなってきましたが、
彼らの収益のベースを作るような仕組みや
次世代のアーティストを発掘、教育するような仕組みをつくらないければいけません。
LIFESOUNDは水面下で上記のような仕組みづくりにすこしずつ着手をしはじめています。

僕たちが必要だと思っていること。

  • 世界的のソウルマーケットをつなげるデジタルなプラットフォームとして×××(近日公開予定)
  • アーティストのリアルな活躍の場としてのSWEET SOUL CAFE (世界からインデペンダンとアーティストをじゃんじゃん呼ぶ予定)
  • アーティストの育成、教育、収益基盤作りとして、LIFESOUND MUSIC ACADEMY(名前はSWEET SOUL ACADEMYでも可)
  • 徹底期にクオリティに拘るために、SSR RECORDING STUDIO(名前募集中)

このなかのまずは一個、SWEET SOUL MUSIC ACAEMYを実現までこぎつけました。

まさに先日弊社からリリースされた、オランダのネオ・ソウルクイーンことShirma Rouseのボーカルワークショップはまさに上記のような体験から生まれたのです。”アーティスト達が活躍出来るプラットフォーム、仕組み、生態系を創ること”を常に意識して仕事をしていますが、こうしてわかりやすいカタチでみなさんにご提供出来るのは初の試みとなります。

そしてとても嬉しい事に、僕が音楽的にも人としても心から尊敬するアーティスト、Shirma Rouseとの記念すべき第一弾をできることにワクワクがとまりません。

ワークショップ当日、みなさんに様々な気付きや学びがある事をお約束いたします。

こうやって自信を持って言えるのは、僕自身が去年のオランダ滞在の大半を彼女と過ごし、日本では体験出来ないだろう気付きや学びがあったからです。僕だけでなく、Nao Yoshiokaも彼女から多くを学び、僕はその瞬間を2度も明確に目撃をしました。一回目はThe Light収録曲のボーカルレコーディング時に。そして2回目はNao Yoshiokaが歌において、悩み苦しんで去年突然ヨーロッパに飛び立って帰って来たときに。Nao Yoshiokaにはその両タイミングに明確なブレイクスルーがありました。

世界で活躍しているアーティストを間近に感じられる濃い2.5時間。ボーカルを目指している方、そしてゴスペルやR&B、ソウル、ジャズをこよなく愛する方々へ、彼女のキャリアや音楽への考えそして実践的なボーカル練習方法など盛りだくさん。僕も珍しく、自ら壇上に立ちそれを最大限に感じて頂けるお手伝いをさせて頂きます。

既に多くの方からご予約を頂いていますが、できるだけ多くの方にこのワークショップにお越し頂きたいと願っています。会場でお会い出来る事を楽しみにしております。

予約はこちらから→http://peatix.com/event/27273/

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