感覚が交差する場所を、ゼロからつくる──LIFESOUNDの新しい飲食プロジェクトと仲間募集について

LIFESOUND, INC. は、空間事業・音楽事業・メディア事業の3つを柱に、アーティストやクリエイターが表現を仕事にしていけるような “プラットフォーム”をつくること を目的に活動してきました。

創業から18年目を迎え、まもなく20年。この間、たくさんの出会いと挑戦がありましたが、2019年には代々木上原に イベント・撮影・ライブができるスペース「OPRCT」 を立ち上げました。そしてそのタイミングで、もうひとつずっとあたためてきた事業がありました。

それが、今回ご紹介する、飲食を中心に展開するコミュニティハブのプロジェクトです。

  1. はじめに ─ なぜ飲食プロジェクトなのか
  2. 20年越しの構想と、再始動のきっかけ
  3. 飲食という選択に込めた意味
  4. 僕たちが目指す場所について
  5. 一緒に育てたい仲間へ
  6. この場所で得られる3つのこと
  7. 僕が描いている未来
  8. 募集要項(職種・条件など)

はじめに ─ なぜ飲食プロジェクトなのか

僕らの会社LIFESOUND, INC.は、もともとインターネット事業からスタートし、その後音楽レーベルを立ち上げ、さらに空間事業(レンタル撮影・イベント・スタジオなど)へと事業を広げてきました。

そうしたすべての経験と思想を注ぎ込んで作ったのが、代々木上原にある自社拠点 OPRCT です。このビルの“入り口”にあたる空間=Space Cに、構想当初から 飲食を軸にした場づくりを思い描いてきました。

それは単なるカフェではなく、 僕らの事業に関わるBtoA(アーティスト)・BtoC・BtoBすべての人々が自然に交差し、コミュニケーションが生まれる“ハブ”のような存在になることを目指していました。

20年越しの構想と、再始動のきっかけ

実はこの構想は、20年以上前の学生時代から温めていたアイデアの延長線上にあります。

当時からこのアイデアを「SWEET SOULビル構想」と呼び、その1階にはパブリックに開かれた飲食店を置くことを計画していました。

つまり、今回の飲食プロジェクトは、突発的な思いつきではなく、長年の構想の中に組み込まれていたピースのひとつなのです。

OPRCTという拠点がどうやって生まれたのか、そのストーリーは以下にまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

ライフサウンド新施設”OPRCT”はなぜ創られたのか
http://www.spreadrealmusic.com/column/oprct/

OPRCTのストーリーを見るその後、2020年のパンデミックにより、この計画は一度ストップを余儀なくされました。それでも構想は手放さず、数年にわたってじっくりと練り直し、現在いよいよ本格始動に至ったという流れです。

そして、もう一つ立ち上げが遅れた理由があります。それは、僕ら自身が飲食業の経験を持っていなかったということ。周囲のアドバイザーや支援者からは、「飲食を甘く見るな」「簡単に始めてはいけない」と何度も厳しい言葉をもらいました。

それでも、何年にもわたるリサーチと、考え抜かれたコンセプト設計を経て、「これなら挑戦する価値がある」と腹を決めることができたのが昨年。そこからようやく、このプロジェクトが動き始めたのです。
 

飲食という選択に込めた意味

この飲食事業は、僕にとって単なる業態拡張ではなく、ようやくたどり着いた場所でもあります。学生時代、僕はブルーノート東京に強い憧れを抱いていました。

いつか自分の“ベニュー”を持ちたいという決心を固めたのも、この頃です。

僕自身がつくる場所は、ブルーノートのようなレストラン形式ではなかったけれど、最初からその構想には「飲食」という要素が欠かせないものとして存在していました。

音楽と食の関係を、生態系として捉えることもできます。音楽は歴史的に、宗教や祈りの場、祝祭の場といった「人が集まる時間と空間」の中で発展してきました。

食もまた、ただ栄養を摂る手段ではなく、人が共に過ごし、感覚を交わし、文化を共有する場として存在してきました。

特に過去の時代には、レストランや食事の場にアーティストたちを招くことで、地域とのつながりや差別化を図る文化も生まれていました。


食の場にこそ、アートや音楽が生きていたのです。食という行為は、音楽と同じく感覚に深く触れるものです。けれどその浸透力は、さらに広く、さらに日常的です。

音楽を聴かない人がいても、食と関わらずに生きる人はいない。だからこそ、誰かと心の距離を縮めたいと思ったとき、食には計り知れない力があると感じています。

僕にとって「食を通じて人とつながりたい」という気持ちは、長年変わらずにあたためてきた想いです。そして今、それを形にするタイミングがようやく訪れたのだと感じています。
 

僕たちが目指す場所について

僕らLIFESOUNDのメッセージは、“Colorful Lifestyle for All”。その言葉のとおり、創業から約20年にわたって、多様性のある生き方を肯定し、推奨してきました。

特に僕らが支援してきたのは、自分の個性や表現に賭けて生きていく人たち。クリエイターやアーティストとしての人生を選んだ人たちの生態系をつくることが、LIFESOUNDのミッションの中心にあります。

たとえ才能があっても、文化的な背景や環境の制約によって「やりたいことを実現できない」そんな人たちに手を差し伸べること。引き上げ、支え、共に学び、成長してきました。

この飲食を軸としたスペースでは、そうしたアーティストやクリエイターたち、そしてその周辺にいる人々が自然に出会い、繋がれるような空間にしたいと考えています。

言うなれば、ここは“都市の中のシェルター”のような場所です。食べ物や音楽、空間のしつらえ、コミュニケーションのあり方にまで、細やかな配慮が行き届いた場所。

そして、それが「特別なもの」ではなく、“当たり前の水準”として整っていることを目指しています。この空間と食を通じて、感覚を共有できる人々が出会い、言葉以上の共鳴を重ねる。

やがてそこから、自然な形で一緒に何かを始める流れが生まれていく。そんな関係性が育つ土壌のような場所を、ここから育てていきたいと思っています。

僕自身、音楽を通じて世界中を旅してきた中で、多様性への配慮や、ヘルスコンシャスな食の必要性、そして地域と文化が溶け合う場所の大切さを、肌で感じてきました。それらすべてを、この空間に反映させていくつもりです。

食については、とにかく体に良いものを提供して行くということにフォーカスしたい。東京は世界に比べて圧倒的に高い食のレベルを誇りますが、それが本当に体に良いのか?という点においては懐疑的な部分があります。

美味しいからでは良いではなく、当たり前においしくて、当たり前に体に良い。音楽の仕事でロンドン、ニューヨーク、アムステルダム、インドネシア、中国、マレーシアなど世界中を旅しました。その度に文化に触れ食を体験してきました。

過酷な旅の中や年齢を重ねるともに、体に良くておいしものを求めるようになりました。体に良いものを食べると、頭も冴え渡り仕事も、人間関係さえ変わると僕は考えています。

僕はとてもニッチな音楽が好きなんですが、日本ではなかなかその趣味を共有できるわけではありません。それと同様に食事に関しても王道以外に配慮できるようなメニュー構成をしたいと考えています。

飲み物についてはスペシャリティコーヒーを提供していきますが、代々木上原には素晴らしいコーヒーショップがある。彼らが全く提供していないニッチなメニューを提供して、競合することなく共生していきつつ、新しい価値観を反映していきます。

あまり多くは現時点で語るつもりはないのですが、このメニュー自体を一緒に作り上げるメンバーを募集しています。

一緒に育てたい仲間へ

この新しい飲食プロジェクトの立ち上げにあたり、この場の中心を担ってくれる、大切なメンバーを募集します。僕らはこのポジションを「コミュニティマネジャー」と呼んでいます。それは、ただ店舗をマネジメントするだけでなく、僕たちが手がけている音楽やクリエイティブの領域、地域とのつながり、世界と交差するカルチャーの中に深く入り込み、それらすべてを“人を通じて繋ぐ”存在になってほしいという願いを込めているからです。

求めているのは、飲食の専門性を持ちながらも、僕らの事業全体と感覚的にコネクトできるような人。コーヒーや軽食の提供、メニュー開発といった実務的な役割を担いながらも、表現や文化、空間の意味に対してアンテナを張れるような感性を大事にしている人です。

そして何より、まだ何も整っていない“ゼロの状態”から、僕たちと一緒に船を浮かべてくれる人。はじめは風も強く、波も高いかもしれません。でも、この場所がひとつの文化になっていくプロセスそのものを、面白がりながら歴史の一員として関わってくれる方を求めています。

僕らと働いて得られる3つのこと

この空間で働くことは、単なる飲食業務にとどまりません。僕たちが大切にしている“思想としての空間づくり”の一員となり、ゼロから文化をつくっていくプロセスに深く関わることでもあります。この場に関わることで、以下のような価値に触れることができます。

  1. 飲食に従事しながらも、“創造の現場”の一部で働ける

    このスペースは、音楽、アート、映像、表現といった多様なクリエイティブが日常的に交差する場です。表現の最前線にいるアーティストやクリエイターたちと自然に出会い、飲食という形を通して、彼らの創造活動の一部を支えることができます。
  2. 立ち上げという空間の誕生から関わること

    何かを最初から始めるというのはとてもパワフルで、エネルギーが強く宿る瞬間です。オープニングメンバーとして関わるからこそ、メニューやサービス、空間体験の細部まで、自身の視点やアイデアを活かせる余白があります。すでに整った仕組みに乗るのではなく、「一緒に文化を立ち上げていく」実感を持ちながら働ける環境を用意しています。
  3. マルチカルチャーな仲間とつながり、共に成長できる

    ライフサウンドにはユニークな人材が所属しています。アーティスト、クリエイターはもちろんのこと、違う国籍の社員や異なる価値観を持ったメンバーが共存しています。社員の半分はバイリンガルで、異文化体験や留学、移住を経験している人もいます。そんな異なる価値観を共にリスペクトし多様な生き方を模索することができる会社の文化が、お互いを尊重し、発言し、成長できる場所です。

僕がこの場所に描いているのは、ひとつの理想的な循環です。OPRCTという拠点が、本来の力を発揮しながら有機的につながっていく。人と人をつなぐ繋がりが生まれ、自然な関係性としてCommunityが育ち、そこから多様なCollaborationが生まれていく。そして、その積み重ねが、やがてCultureとなって根づいていく。このプロセスを、現場で共に目撃し、育てていく。そんな未来を、今とても楽しみにしています。
 

募集要項

募集ポジション
カフェマネージャー/コミュニティマネジャー(空間運営/カルチャーコーディネート)※このスペースの立ち上げフェーズから携わっていただく、初期メンバーの募集です。

業務内容

  • コミュニティスペースの立ち上げ
  • 店舗業務全般(バリスタ業務、軽飲食のキッチン調理、接客、メニュー開発など)
  • 運営スペースの管理・企画

勤務地

東京都渋谷区(代々木上原/大山町エリア)
※どちらも徒歩圏内です。

雇用形態

正社員(試用期間6ヶ月)

勤務時間・休日

シフト制(週休2日)
※営業時間・曜日は立ち上げ時に調整予定

給与・待遇

経験・スキルを考慮の上、面談にて決定します。
詳細はプロフィール記載のリンクをご確認ください。

歓迎する経験・スキル

  • 飲食業での実務経験(3年以上)をお持ちの方
  • コーヒーの提供、簡単な調理に慣れている方
  • 人と接することが好きな方

私たちが目指していること

ここは、単なる飲食店ではありません。人が自然と集い、静かに感覚が交わる“場”として、音楽、空間、コミュニティ、そして食をつなぐハブを目指しています。立ち上げの最初のタイミングだからこそ、あなたの在り方や発想が、空間そのものの輪郭をつくっていきます。

応募方法

応募は採用ページこちらから
https://www.lsinc.co.jp/recruit-space-div

ご応募お待ちしております!

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